「キッチンのぬめりが気になる」
「キッチンのぬめりについて、原因や除去する方法を知りたい」
排水溝の掃除を試みている方の中には、このような悩みを抱えている方も多いのでは無いでしょうか。
キッチンのぬめりは、細菌や微生物によって形成されるものであり、放置しておくとさらに広がってしまいます。
そこで今回は、キッチンのぬめりについて、発生する原因や除去方法、事前に予防する方法などをご紹介します。
本記事のポイント
・キッチンのぬめりの原因がわかる
・キッチンのぬめりを除去する方法がわかる
また、鹿児島水道サービスでは、キッチンなどのトラブルはもちろん、水道工事などを伴うような作業にも対応しています。
家庭で水まわりのトラブルを抱えている際には、ぜひお気軽にお問い合わせください!
キッチンのぬめりの原因はバイオフィルム
まずはじめに、キッチンのぬめりの原因についてご紹介します。
キッチンのぬめりは、バイオフィルムと呼ばれる、細菌や微生物によって形成された粘着性のある膜が原因で起こります。
細菌や微生物は、キッチンの排水溝などの表面に付着し、多糖類やタンパク質を含む粘着性の膜を形成することによって、環境から自身を保護します。
これらの細菌や微生物は、キッチンなどの水まわりで繁殖しやすく、定期的に掃除しなければすぐに繁殖してしまいます。
バイオフィルムが発生する原因
次に、バイオフィルムが発生する原因について、以下の3つをご紹介します。
バイオフィルムが発生する原因
1, 水垢
2, 油
3, 食べ残し
① 水垢
バイオフィルムが発生する原因の1つ目は「水垢」です。
ご想像の通り、バイオフィルムを形成する細菌や微生物は、キッチンや洗面所に放置された水垢によって繁殖しやすくなります。
水垢は、水分内に含まれるミネラルが堆積することによって発生し、これらは細菌や微生物が付着しやすい性質を持っています。
② 油
2つ目は「油」です。
キッチンの油とは、食べ物や調理器具などから流れ出るもので、これも細菌や微生物の足場として膜を形成しやすい環境を作り出します。
また、水と混ざりにくいことも原因で、排水溝の側面などに残りやすく、油分を分解する微生物が繁殖しやすいという理由もあります。
③ 食べ残し
3つ目は「食べ残し」です。
油と同様に、排水溝付近に残された食べ残しのカスなども、細菌や微生物の繁殖の原因となります。
食べ残しに含まれる有機物は、微生物の豊富な栄養源となるため、食べ残しが放置されていると、彼らが繁殖するスピードも早くなります。
キッチンのぬめりを放置するとどうなる?
次に、キッチンのぬめりを放置した場合に起こることについて、以下の3つをご紹介します。
キッチンのぬめりを放置しておくと、
1, 異臭が悪化する
2, 排水溝の流れが悪くなる
3, ぬめりが悪化する
① 異臭が悪化する
キッチンのぬめりを放置した場合に起こることの1つ目は「異臭が悪化すること」です。
排水溝の周りに残された水垢や食べ残しは、バイオフィルムの形成に影響するだけでなく、腐敗や分解によって悪臭を放ちます。
特に、食べ残しに含まれる有機物が多いと、より強い匂いを発するため、キッチン以外の場所にも悪臭が漏れる可能性もあります。
② 排水溝の流れが悪くなる
2つ目は「排水溝の流れが悪くなること」です。
ぬめりの主な原因である食べ残しや油が排水溝内に蓄積すると、水の流れを妨げ、排水溝が詰まる原因となります。
ぬめりによって排水溝の流れが悪くなると、さらに水垢や油が蓄積する原因となるため、悪循環にもなります。
また、ぬめりによって排水溝が完全に詰まってしまうと、清掃や除去が困難となるため、早い段階で対処する必要があります。
③ ぬめりが悪化する
3つ目は「ぬめりが悪化すること」です。
既にご理解の通り、ぬめりは細菌や微生物の繁殖によって拡大していくため、放置されたぬめりはどんどん広がっていってしまいます。
水垢や油に加え、それによって形成されたバイオフィルム自体も細菌や微生物の繁殖を促すため、長期間放置しておくことは避けなければなりません。
キッチンのぬめりを除去する方法
キッチンのぬめりを除去する際には、必要に応じて洗剤や重曹を使用する必要があります。
若干のぬめり程度であれば、スポンジやブラシなどで簡単に擦るだけで取り除くことができますが、場合によってはそれだけでは難しい場合もあります。
ぬめりがひどい場合には、重曹やクエン酸、お湯などを使用してしっかりと落とし切る必要があります。
また、抗菌作用のある洗剤を使用することで、繁殖している細菌や微生物を殺菌することもできるでしょう。
キッチンのぬめりを予防する方法
最後に、キッチンのぬめりを事前に予防する方法について、以下の3つをご紹介します。
キッチンのぬめりを予防する方法
1, 油や水以外のものをしっかりと流す
2, 水垢を拭き取る
3, 定期的に水まわりの掃除を行う
① 油や水以外のものをしっかりと流す
キッチンのぬめりを事前に予防する方法の1つ目は「油や水以外のものをしっかりと流すこと」です。
前述した通り、油や水垢が残っていると細菌や微生物が繁殖し、ぬめりが発生してしまいます。
ぬめりの原因となるバイオフィルムを防ぐためには、キッチンやシンクを使用したあと、しっかりとお湯で流すことが重要です。
② 水を拭き取る
2つ目は「水を拭き取ること」です。
キッチンやシンクを使用した後の水は、しっかりと拭き取ることが重要です。
油や水以外のものをしっかりと流したあとは、水垢の原因となる水を拭き取り、乾燥した状態を保つことを意識すると良いでしょう。
③ 定期的に水まわりの掃除を行う
3つ目は「定期的に水まわりの掃除を行うこと」です。
油や水以外のものを流し、水を拭き取ったとしても、排水溝周りにはやはり汚れが残ってしまいます。
ぬめりを完全に除去するためには、定期的な掃除を行い、ぬめりの原因となりそうな汚れを徹底的に落とすことが大切です。
水まわりのトラブルは熊本水道サービスへ
いかがでしたでしょうか。
今回は、キッチンのぬめりについて、発生する原因や対処法、予防する方法をご紹介しました。
キッチンのぬめりは、放置しておくとさらに悪化してしまい、更なる汚れや悪臭の原因となってしまいます。
普段利用していてぬめりを感じた際には、早い段階で掃除を行うことが重要です。
また、鹿児島水道サービスでは、水まわりのトラブルへの対応や水道工事などを提供しています。
家庭で水まわりのトラブルを抱えている際には、ぜひお気軽にお問い合わせください!