
「ディスポーザーの掃除方法について知りたい」
「ディスポーザーを掃除する時の注意点を知りたい」
ディスポーザーを利用している方は、このように感じている方も多いのではないでしょうか。
今回はディスポーザーの掃除方法や注意点、掃除による効果についてご紹介します!
本記事のポイント
・ディスポーザーの掃除方法や注意点がわかる
ディスポーザーの掃除について悩んでいる方は、ぜひご確認ください!
ディスポーザーの掃除方法
まず、ディスポーザーの掃除方法について4つご紹介します。
ディスポーザーの掃除方法
1,氷を使用する
2,重曹を使用する
3,クエン酸や柑橘の皮を使用する
4,専用の洗剤を使用する
汚れの種類によって適切な掃除方法は異なるため、悩みに合った方法を取り入れましょう!
① 氷を使用する
ディスポーザーの掃除方法1つ目は「氷を使用すること」です。
氷を使用した掃除方法は、毎日のお手入れに向いており、手軽にできます。
手順は、ディスポーザーに水を流して大きな生ゴミが無い状態にした後に、半分程度まで氷を入れて運転させるだけです。
砕かれた氷が汚れやぬめりを落としてくれるため、綺麗な状態を保てます。
氷を使って運転をした後は、ディスポーザーの蓋を外して中性洗剤で洗うと、より清潔な状態となります。
② 重曹を使用する
2つ目は「重曹を使用すること」です。
油汚れやぬめりなどが気になる際は、アルカリ性の洗剤である重曹を使用しましょう。
手順としては、ディスポーザーに水を流して重曹をふりかけて30分ほど放置した後に、氷を入れて運転するのみです。
汚れはもちろん嫌な臭いも取れるため、臭いが気になる時にもおすすめです。
ただし、アルミや銅などの金属は重曹のアルカリ性で腐食する可能性もあるため、事前に使用しても問題ないか説明書を確認しましょう。
③ クエン酸や柑橘の皮を使用する
3つ目は「クエン酸や柑橘の皮を使用すること」です。
クエン酸と重曹の両方を使うと、重曹のみで掃除するよりも強い洗浄力で汚れを落とします。
使い方は重曹の時と同様で、ディスポーザーを水で流した後に重曹と一緒にクエン酸を振りかけます。
投入後は、泡が立つまで水を流して30分ほど放置するだけです。
また、ディスポーザーの臭いが気になる際は柑橘の皮を投入しましょう。
柑橘類に含まれるリモネンと呼ばれる成分によって、消臭や雑菌の繁殖を抑えられます。
④ 専用の洗剤を使用する
4つ目は「専用の洗剤を使用すること」です。
重曹やクエン酸を使っても取れない汚れの場合は、ディスポーザー専用の洗剤を使用しましょう。
ディスポーザー専用であれば機械にダメージを与えずに、ぬめりや汚れを分解します。
液体タイプの場合は、ブラシでは届かない細部まで綺麗にできるほか、金属を傷つけずに掃除が可能です。
洗剤を使用した後は、6〜8時間排水管の使用を控えるとより効果が高まるため、就寝前やおでかけ前に使用しましょう。
また、ディスポーザー専用のブラシも販売されているため、細かい部分の掃除をする際は専用アイテムの利用がおすすめです。
ディスポーザーの掃除をする時にやってはいけないこと
次に、ディスポーザーの掃除をする時にやってはいけないことについて、以下の4つをご紹介します。
ディスポーザーの掃除をする時にやってはいけないこと
1,ディスポーザーの電源を切らずに掃除すること
2,中性洗剤以外の洗剤の使用すること
3,熱湯を流すこと
4,特定の食品類を流すこと
少しでも長くディスポーザーを使うためにも、しっかりと守りましょう!
① ディスポーザーの電源を切らずに掃除すること
ディスポーザーの掃除をする時にやってはいけないことの1つ目は「ディスポーザーの電源を切らずに掃除すること」です。
ディスポーザーの投入口を掃除する際は、必ず最初に機械の電源プラグを抜きましょう。
電源を切らずに掃除した場合、指や手を怪我する可能性があるためです。
掃除の際は電源を切ったことを確認してから、取り外せる部分を外して掃除しましょう。
② 中性洗剤以外の洗剤を使用すること
2つ目は「中性洗剤以外の洗剤を使用すること」です。
ディスポーザーは、使用できる洗剤が決まっており、中性洗剤以外の洗剤は使えません。
キッチンの掃除をする際に塩素系や酵素系の漂白剤を使う方は多くいるでしょう。
しかし、ディスポーザーの内部には水漏れ防止のためにゴムパッキンを使用している場合もあり、塩素系洗剤によって悪影響を及ぼす可能性があります。
また、バクテリアが生ゴミを分解・液状化する浄化槽に塩素系洗剤が流れると、バクテリアが死滅する場合があります。
バクテリアが死滅すると生ゴミが分解できず、悪臭の原因になる場合もあるため、中性洗剤や重曹などを使用しましょう。
③ 熱湯を流すこと
3つ目は「熱湯を流すこと」です。
ディスポーザーは塩化ビニールなどの樹脂製の排水管や、接着剤を多く使用しています。
そのため、耐熱性能は基本的に60℃となっており、熱湯を流すとディスポーザー本体や配管を傷める可能性があります。
熱湯や温度の高い液体を流す場合は水を加えてから流す、蛇口から水を流しながら捨てる、冷めるまで待つといった工夫が必要です。
④ 特定の食品類を流すこと
4つ目は「特定の食品類を流すこと」です。
ディスポーザーには流せる食品と、以下のように流せない食品があります。
ディスポーザーに流せない食品
・硬い骨や種
・多量の油
・マヨネーズ
・貝殻類や大量のお米
・繊維質の高い食品
・キッチンペーパーやラップ
硬い骨や種などは粉砕できずに内部に残ったり、部品が壊れてしまったりといった可能性があります。
魚の大きな骨や、カボチャやアボカドなどの種はディスポーザーに入れないようにしましょう。
また、繊維質の高いとうもろこしの皮や枝豆の皮などは、粉砕できずに残ってしまい、詰まる可能性があります。
ディスポーザーを長く使うためにも、噛み込みや詰まりの原因となるものは入れないように気をつけましょう。
ディスポーザーの掃除による効果
最後に、ディスポーザーの掃除による効果についてご紹介します。
まず、ディスポーザーとはキッチンシンクの排水口に設置する家電で、生ゴミを粉砕して処理してくれる機械です。
粉砕された後は下水に流れる仕組みになっており、三角コーナーの掃除や生ゴミを自分で捨てる手間が省けます。
生ゴミの処分をしてくれるディスポーザーですが、掃除をしないと溜まった汚れが落ちにくくなり、詰まりや臭いの原因となります。
放置していると、配管にまで影響を及ぼす可能性があるため、週1回などのこまめな掃除で清潔な状態を保つことが重要です。
少しでも綺麗で長くディスポーザーを使うためには、しっかりとした掃除を行いましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ディスポーザーの掃除方法や、掃除の際の注意点についてご紹介しました。
毎日の掃除には氷、汚れが気になる時には重曹やクエン酸を使うと、汚れや悪臭を抑えられます。
しかし、塩素系の洗剤や漂白剤の使用や、熱湯を流して掃除をするとディスポーザーが故障する可能性があります。
ディスポーザーの寿命を少しでも伸ばすためには、掃除はもちろん、正しい使い方にも注意しましょう。