「水道から水が出なくて困っている」
「水道から水が出ない時の原因と対処法を今すぐ知りたい」
自宅の水道から水が出ないという状況に直面している方の中には、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
水道は、誰もが日常的に使用するものであり、水が出なくなってしまうと生活に大きな支障が出てしまいます。
そこで今回は、水道のトラブルに遭遇した方に向けて、水道から水が出ない際の原因や対処法についてご紹介します。
本記事のポイント
・水道から水がない際の原因がわかる
・水道から水が出ない際の原因が分からない際の対処法がわかる
また、本記事の内容を読んでもなお、具体的な原因や対策が分からないという場合には、すぐに水道業者に連絡することをオススメします。
鹿児島水道サービスでも、水道工事や水まわりのトラブルへの対応をしているので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
水道から水が出ない時の原因9選
それでは早速、水道から水が出ない時の原因について、以下の9つをご紹介します。
水道から水が出ない際に考えられる原因9選
1, 断水
2, 元栓が閉まっている
3, 受水槽やポンプの故障
4, 水道管の故障や破損
5, 給水管の故障や破損
6, 水漏れ
7, 水道管の凍結
8, ストレーナーの詰まりや故障
9, 水道代の滞納
水道から水が出ない場合は、まずこれらの内容を確認し、落ち着いて原因を特定することが重要です。
① 断水
水道から水が出ない時に考えられる原因の1つ目は「断水」です。
水道管の工事や緊急対応、広範囲に渡る自然災害が起こった際には、一時的に水の供給がストップされる場合があります。
水道局による計画的な断水が行われる場合は、事前に対象地域に向けて告知があるはずなので、まずはそのような告知や工事を確認してみる必要があるでしょう。
また、水道工事によって断水が行われている場合は、数時間から数日に渡って水が供給されないことがあるので、極力水の無駄遣いは避けなければなりません。
② 元栓や止水栓が閉まっている
2つ目は「元栓や止水栓が閉まっている」ことです。
一般的な家庭には、水道から家に供給される水を調節する「元栓」と、家庭内の各水道設備ごとに設置されている「止水栓」があります。
これらの栓を触ることは日常生活ではほとんどありませんが、水道の点検や何かしらの工事が行われる場合には一時的に閉められることがあります。
これらの栓が必要以上に閉められていると、水の供給が止められてしまうため、水道から水が出ないという事態が発生します。
特に、他の水道では問題なく水が出るのにも関わらず、一部の水道のみ不具合が生じている場合は、止水栓を確認してみると良いでしょう。
③ 受水槽やポンプの故障
3つ目は「受水槽やポンプの故障」です。
マンションやアパートなどの集合住宅では、高層階へ水を供給するために、受水槽やポンプが設置されています。
受水槽とは、水道からの水を一時的に貯めておくタンクのことを指し、ポンプはその水を各部屋に押し上げるために用いられます。
しかし、これらの機器が電気などによる問題で故障した際には、水を高層階まで運ぶことが出来ず、水道から水が出なくなってしまう事態に繋がります。
高層階に住んでいる、尚且つ近隣の部屋でも同じように水道から水が出ない、という場合は、受水槽やポンプが故障している可能性が高いと言えるでしょう。
④ 水道管の故障や破損
4つ目は「水道管の故障や破損」です。
地震や土砂災害などの自然災害、あるいは老朽化などによって水道管が破損した場合も、水が正常に供給されなくなる場合があり、最悪の場合は断水に繋がります。
1つ目の原因と類似したケースですが、何かしらの原因で水道管が破損してしまった際には、近隣の住民や地域からの連絡を確認し、適切に対応することが重要です。
⑤ 給水管の故障や破損
5つ目は「給水管の故障や破損」です。
給水管とは、水道管から各家庭に水を供給するための管のことを指します。
水道管の破損と同様に、給水管が破損した場合も、適切に水が供給されなくなってしまい、水道から水が出ないということが起こります。
外部からの物理的なダメージや老朽化などによって給水管が破損した場合は、直ちに水道業者に連絡し、修理を依頼する必要があるでしょう。
⑥ 水漏れ
6つ目は「水漏れ」です。
水道管や給水管、あるいは水道関連の機器付近から水漏れが発生していることも、水道からの水が出ない原因になり得ます。
目にみえる部分から水漏れが発生している場合は、状況によってはすぐに自身で対応することができますが、壁や地面などの内部で水漏れが発生している場合は、具体的な箇所を特定することはできません。
水が出ない、または水の出る量が明らかにおかしいという場合は、どこかで水漏れが発生している可能性があり、その場合は水道業者による工事が必要となります。
⑦ 水道管の凍結
7つ目は「水道管の凍結」です。
寒い地域の冬場などでは、水道管や給水管が凍結することで、水が出なくなることがあります。
外へ露出された管が凍結している可能性がある場合は、タオルなどの布を管に巻き、その上から暖かいお湯をかけることで凍結を解消することができるでしょう。
また、水道管等の凍結の対策として、布やプラスチックなどを管の周りに巻きつけておくと、内部の水が凍りにくくなります。
⑧ ストレーナーの詰まりや故障
8つ目は「ストレーナーの詰まりや故障」です。
家庭内の蛇口には、ストレーナーと呼ばれるゴミなどを取り除くフィルターのようなものが取り付けられています。
あくまで水道の清潔な水を通すためのフィルターであるため、短期間で汚れたり物が頻繁に詰まったりすることはありませんが、長期間使用している場合は、何かしらの原因でストレーナーが詰まってしまうことも考えられます。
水道に水が供給されているのにもかからず、蛇口などから水が出ない(出にくい)場合は、一度ストレーナーを確認してみると良いでしょう。
⑨ 水道代の滞納
9つ目は「水道代の滞納」です。
毎月支払うはずの水道代を滞納してしまっていると、2〜3ヶ月程度で水道が止められてしまうことがあります。
水道からの水が止められてしまう場合、事前に水道局から水の供給をストップするという事前通知があるため、そのような通知を受け取った場合には水道から水が出なくなるかもしれません。
水道代を滞納してしまった場合は、すぐに滞納分を返済し、水の供給を再開してもらう必要があるでしょう。
水道から水が出ない原因が分からない場合
最後に、水道から水が出ない原因が分からない場合の対応手段をご説明します。
前述したように、水道から水が出ない場合は、焦らず原因を特定することが優先です。
環境や状況を踏まえた上で考えられる原因を一つひとつ確認し、それでも特定や対処が難しいという場合は、水道業者に連絡してください。
具体的な原因が分からない場合でも、どの蛇口でいつ頃から水が出ないのかなどの状況説明に加え、想定される原因などを説明し、可能な限り具体的な状況を伝えることが重要です。
また、水道から水が出ないような状況は、緊急性が高く、すぐに対応してもらうことが重要なので、即日で駆けつけてくれるかどうかを事前に確認しておくと良いでしょう。
水道のトラブルは鹿児島水道サービスへ
いかがでしたでしょうか。
今回は、水道トラブルに遭遇した方に向けて、水道から水が出ない際の原因や対処法についてご紹介しました。
本記事でご紹介した通り、水道から水が出なくなった場合は様々な原因が考えられます。
まずは落ち着いて対応し、必要に応じて水道業者へ連絡すると良いでしょう。
また、水道関連のトラブルは、複雑な工事による対処も考えられるため、業者を選定する際は「水道局指定業者」を選ぶことが重要です。
水道局指定業者については「【水道局指定業者とは?】業者の種類や違い、選ぶ際のポイントを徹底解説!」にて解説しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください!
また、鹿児島水道サービスも、水道局指定業者として水道工事や水まわりのトラブルへの対応をしています。
鹿児島県内のエリアで水のトラブルに直面した際には、ぜひお気軽にお問い合わせください!