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2024.8.19

【水道屋が教える】ディスポーザー後付けの失敗しない選び方と設置方法

【水道屋が教える】ディスポーザー後付けの失敗しない選び方と設置方法


「古い家にディスポーザーを後付けできるのかな?」

「ディスポーザーを設置するときの注意点や失敗しないコツを知りたい」

このような疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

ディスポーザーの後付けは、キッチンの利便性を大きく向上させる一方で、適切な知識と準備が必要な工事です。

そこで今回は、水道工事のプロの視点から、ディスポーザー後付けの失敗しない選び方と設置方法についてご紹介します。

種類や仕組みの基礎知識から、設置前の準備、メリット・デメリット、そして重要なチェックポイントまで、詳しく解説していきます。

また、鹿児島水道サービスでは、トイレなどの水まわりのトラブルから、水道の複雑な工事まで、幅広いサポートを行っています。

鹿児島県内で水まわりのトラブルに遭遇した方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!

ディスポーザーとは?種類と仕組み

ディスポーザーは、キッチンシンクの排水口に取り付けられる生ごみ処理装置です。

生ごみを細かく粉砕して下水道に流すことで、キッチンの衛生状態を保ち、ごみ出しの手間を軽減します。

ディスポーザーの種類と仕組みについて詳しく見ていきましょう。

ディスポーザーの種類

ディスポーザーには主に2種類あります。

1つは「直接排水型」で、もう一つは「排水処理型」です。

直接排水型は、粉砕した生ごみを直接下水道に流す方式です。

設置が比較的簡単で費用も抑えられますが、自治体によっては使用が制限されている場合があります。

一方、排水処理型は、粉砕した生ごみを一度タンクに貯め、バクテリアで分解してから下水道に流す方式です。

設置には専用の排水処理槽が必要になりますが、環境への負荷が少なく、多くの自治体で認可されています。

ディスポーザーの仕組み

ディスポーザーの基本的な仕組みは以下の通りです。

ディスポーザーの仕組み

1,シンクに投入された生ごみが回転する粉砕刃によって細かく砕かれます。
2,粉砕された生ごみは水と共に排水管へ流されます。
3,直接排水型の場合はそのまま下水道へ、排水処理型の場合は専用タンクで処理されてから下水道へ流れます。


粉砕刃は通常、ステンレス製で耐久性が高く、様々な種類の生ごみを処理できるよう設計されています。

また、安全装置が付いており、誤って金属製の食器などを投入しても作動しないようになっています。

ディスポーザー後付けの準備と条件

ディスポーザーを後付けする際には、いくつかの重要な準備と条件があります。

これらを事前に確認し、適切に対応することで、スムーズな設置と安全な使用が可能になります。

以下の3点について詳しく見ていきましょう。

ディスポーザー後付け条件

自治体の規制と管理規約の確認
専門業者へ周辺の調整をしてもらう
下水道局へ申請を提出

自治体の規制と管理規約の確認

ディスポーザーの設置は自治体によって規制が異なる場合があります。

まずは、お住まいの地域でディスポーザーの設置が許可されているかを確認しましょう。

一戸建ての場合は比較的自由度が高いですが、マンションやアパートなどの集合住宅の場合は、建物の管理規約でディスポーザーの設置が禁止されていないかを確認する必要があります。

管理組合や管理会社に相談し、必要に応じて住民総会での承認を得ることも重要です。

専門業者へ周辺の調整をしてもらう

ディスポーザーの設置には専門的な知識と技術が必要です。

信頼できる専門業者に依頼し、以下のような周辺の調整を行ってもらいましょう。

1,既存の配管システムとの適合性の確認
2,電気配線の確認と必要に応じた増設
3,シンク下のスペース確保と必要な改修の検討
4,排水処理槽の設置場所の検討(排水処理型の場合)


専門業者は、これらの調整を行いながら、最適な設置プランを提案してくれます。

下水道局へ申請を提出

ディスポーザーの設置には、多くの場合、下水道局への申請が必要です。

申請の手続きは以下のような流れになります。

1,排水設備等計画確認申請書の作成
2,必要書類(設置場所の図面、ディスポーザーの仕様書など)の準備
3,下水道局への申請書類の提出
4,審査と承認の待機
5,承認後、設置工事の実施

この申請手続きは専門的で複雑な場合がありますので、経験豊富な業者に依頼することをおすすめします。

ディスポーザー設置のメリット・デメリット

ディスポーザーの設置を検討する際には、そのメリットとデメリットを十分に理解することが重要です。

以下では、ディスポーザー設置によって得られる利点と、考慮すべき課題について詳しく説明します。

メリット

ディスポーザーを設置することで、以下のようなメリットが得られます。

生ごみの処理が簡単になり、キッチンの衛生状態が向上
ごみ出しの手間と頻度が減少し、日常生活の利便性が高まる
生ごみの臭いが軽減され、キッチン周りの快適性が向上
ゴキブリなどの害虫の発生を抑制する効果ある
生ごみの減量化により、環境負荷の軽減


特に、高層マンションや高齢者世帯では、ごみ出しの負担軽減という点で大きなメリットがあります。

デメリット

一方で、ディスポーザーには以下のようなデメリットも考えられます。

設置費用が比較的高額になる場合があり
電気代や水道代などのランニングコストが増加
使用方法を誤ると、排水管の詰まりや故障の原因に
騒音や振動が発生するため、特に集合住宅では注意が必要
定期的なメンテナンスが必要で、故障時の修理費用も考慮する必要


これらのデメリットは、正しい使用方法を守り、適切なメンテナンスを行うことで軽減できる場合が多いです。

ディスポーザーを設置する際の5つのチェックポイント

ディスポーザーの設置を成功させるためには、いくつかの重要なチェックポイントがあります。

以下の5つの項目を事前に確認することで、スムーズな設置と安全な使用が可能になります。

チェックポイント

ディスポーザーの設置が禁止されていないか
排水処理槽の設置は可能か
キッチンのシンク下に設置スペースがあるか
排水口の形状と直径
排水設備計画確認申請が受理されているか

それでは、各チェックポイントについて詳しく見ていきましょう。

ディスポーザーの設置が禁止されていないか

まず最初に確認すべきは、お住まいの地域や建物でディスポーザーの設置が禁止されていないかどうかです。

自治体によっては、環境保護や下水道システムへの負荷を考慮して、ディスポーザーの使用を制限している場合があります。

一戸建ての場合は自治体の規制を、マンションやアパートなどの集合住宅の場合は管理規約も併せて確認しましょう。

禁止されている場合は、残念ながら設置を諦める必要があります。

排水処理槽の設置は可能か

排水処理型のディスポーザーを選択する場合、専用の排水処理槽の設置が必要になります。

この排水処理槽は、粉砕された生ごみをバクテリアで分解し、環境に優しい形で下水道に流すための重要な設備です。

排水処理槽の設置には十分なスペースが必要となるため、お住まいの環境でそのスペースが確保できるかを確認しましょう。

一戸建ての場合は庭や駐車場などの外部スペース、マンションの場合はバルコニーなどが設置場所の候補となります。

キッチンのシンク下に設置スペースがあるか

ディスポーザー本体は通常、キッチンシンクの下に設置されます。

そのため、シンク下に十分なスペースがあるかどうかを確認することが重要です。

具体的には、以下の点をチェックしましょう

シンク下の空間の大きさ(高さ、幅、奥行き)
既存の配管や設備との干渉がないか
電源コンセントの位置や増設の必要性

ペースが不足している場合は、シンク下の収納を改修したり、既存の設備を移動したりする必要があるかもしれません。

排水口の形状と直径

ディスポーザーを設置するためには、既存の排水口の形状と直径が適合している必要があります。

一般的なディスポーザーは、直径90mm以上の排水口に対応しています。

排水口の形状や直径が合わない場合は、排水口の交換や改修が必要になることがあります。

この作業には専門的な技術が必要なため、経験豊富な業者に相談することをおすすめします。

排水設備計画確認申請が受理されているか

最後に確認すべきは、下水道局への排水設備計画確認申請が受理されているかどうかです。

この申請は、ディスポーザーの設置が下水道システムに悪影響を与えないことを確認するために必要な手続きです。

申請には以下のような書類が必要になります

排水設備等計画確認申請書
設置場所の図面
ディスポーザーの仕様書
その他、自治体が指定する書類

申請が受理されるまでには時間がかかることがあるため、設置工事の予定を立てる際には余裕を持たせましょう。

また、申請が却下された場合の対応策も事前に考えておくと良いでしょう。

以上の5つのチェックポイントを慎重に確認することで、ディスポーザーの設置をスムーズに進めることができます。

不明な点がある場合は、専門業者や自治体に相談し、適切なアドバイスを受けることをおすすめします。

ディスポーザー・水まわりのトラブルは鹿児島水道サービスへ

いかがでしたでしょうか。

今回は、ディスポーザーの後付けを検討されている方に向けて、ディスポーザーの種類や仕組み、設置の準備と条件、メリット・デメリット、そして設置時のチェックポイントについてご紹介しました。

ディスポーザーの後付けは、日常生活の快適さを大きく向上させる一方で、適切な設置と管理が必要です。

そのため、専門家のアドバイスを受けながら慎重に検討し、適切なタイミングで対応することが重要となります。

ディスポーザーの設置を業者に依頼する際は、水道工事や専門的な作業が伴うため、豊富な知識や実績を持つ「水道局指定業者」を選ぶと良いでしょう。

また、鹿児島水道サービスも、水道局指定業者として鹿児島県内のエリアを対象にサービスを提供しているので、ディスポーザーの設置やその他の水まわりのトラブルでお困りの際には、ぜひお気軽にお問い合わせください!