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2026.6.5

【自分でできる】排水桝に入り込んだ木の根を除去するための準備と手順を知っておこう!

【自分でできる】排水桝に入り込んだ木の根を除去するための準備と手順を知っておこう!

「最近トイレや排水口の流れが悪くなってきた」

「庭の排水桝の周辺から嫌な臭いがするようになった」

こうした症状の原因として、意外に見落とされがちなのが排水桝への木の根の侵入です。

庭木や植え込みの根は地中をじわじわと伸び続け、気づかないうちに排水桝の内部に入り込んでいることがあります。

木の根による詰まりは、放置すればするほど除去が難しくなり、最終的には配管の破損や浸水被害につながるリスクもあります。

しかし、侵入の初期段階であれば、適切な道具と手順を把握することで自分でも対処できるケースがあります。

この記事では、排水桝に木の根が詰まる原因から侵入のサイン、自分でできる除去手順と再発予防策までを解説します。

なぜ排水桝に木の根がつまるのか

木の根は水分と養分を求めて地中を広範囲に伸び続ける性質を持っています。

排水桝や排水管の周辺は常に水分が豊富なため、根がその方向へ向かって成長しやすい環境になっています。

排水桝のフタや側面のわずかな隙間、継ぎ目の緩みなどから細い根が入り込み、内部の豊富な水分と養分を吸収しながら急速に成長します。

最初は細い繊維状の根でも、時間とともに太く硬い根へと成長し、排水桝の内部を埋め尽くすほどになることもあります。

特に築年数の経った住宅では排水桝自体の劣化も進んでいるため、わずかな隙間からでも根が侵入しやすく、問題が発覚した時点ですでに根が深く入り込んでいるケースも少なくありません。

木の根が侵入した際に起きるサイン

次に、木の根が侵入した際に起きるサインについてご紹介します。

木の根が侵入した際に起きるサイン

・トイレや排水口の流れが以前より遅くなった
・家の外から悪臭が発生するようになった
・排水が複数箇所で詰まりやすくなった

トイレや排水口の流れが以前より遅くなった

排水桝に木の根が侵入して内部を塞ぎ始めると、排水の通り道が狭まることで水の流れが目に見えて遅くなります。

トイレを流した際に水がなかなか引かない、キッチンや洗面所の排水口で水がたまりやすくなったと感じる場合は、排水桝の詰まりを疑うサインのひとつです。

単独の排水口ではなく複数箇所で同時に流れが悪くなっている場合は、排水桝など共通の経路で問題が起きている可能性が高くなります。

流れの悪さを感じたら、早めに排水桝の状態を確認することが大切です。

家の外から悪臭が発生するようになった

排水桝に木の根が詰まると、排水が正常に流れずに桝内で滞留しやすくなります。

滞留した排水は腐敗が進み、硫化水素などのガスを発生させるため、排水桝の周辺から強い悪臭が漂うようになります。

庭や建物の外壁付近から原因不明の嫌な臭いがする場合は、地中の排水桝で異変が起きているサインとして疑ってみる必要があります。

臭いは風向きや気温によって強弱が変わるため、雨の後や気温が高い日に特に臭いが強まる場合は要注意です。

排水が複数箇所で詰まりやすくなった

トイレ・洗面所・キッチンなど複数の排水箇所で同時期に流れが悪くなる症状は、個別の排水口の問題ではなく、それらが合流する排水桝での詰まりを示している可能性があります。

木の根が排水桝の内部で大きく成長すると、複数の排水経路をまとめて塞いでしまうため、家全体の排水に影響が及びます。

一か所だけの詰まりと違い、複数箇所で同時に症状が出る場合は問題が深刻化しているケースが多いため、早急な対処が求められます。

自分でできる木の根を除去するための準備と手順

続いて、自分でできる木の根を除去するための準備と手順についてご紹介します。

自分でできる木の根を除去するための準備と手順

1.必要な道具をそろえる
2.目視で確認できる根をトングで取り出す
3.桝の中を水で軽く洗い流す
4.根が中に残っていないか再確認する

①必要な道具をそろえる

用意するものは以下の通りです。

用意するもの

・ゴム手袋
・トング
・ビニール袋
・バケツ
・ホース(洗い流す用)

作業を始める前に、必要な道具をすべて手元に揃えておくことが大切です。

排水桝の内部には汚水や雑菌が含まれているため、素手で触れないようゴム手袋は必ず着用してください。

取り出した根や汚れはビニール袋にまとめて密封し、自治体のルールに従って処分します。

作業前に周囲に養生シートや新聞紙を敷いておくと、汚れが広がるのを防ぐことができます。

②目視で確認できる根をトングで取り出す

道具が揃ったら、排水桝のフタをゆっくりと開けます。

フタを開けたら、懐中電灯などで内部を照らして木の根の状態を確認します。

表面から見える範囲の根をトングで丁寧に掴み取り、ビニール袋に入れていきます。

根が絡まって取り出しにくい場合は、無理に引っ張らずハサミやカッターで切り分けながら少しずつ取り除くと作業が進めやすくなります。

排水桝の内壁に張り付いている根も見落とさないよう、側面や底部まで丁寧に確認しながら除去することが重要です。

③桝の中を水で軽く洗い流す

目視で確認できる根を取り除いたら、ホースを使って桝の内部に水を流し込み、残った細かい根の繊維や汚れを洗い流します。

水圧をある程度かけながら内壁全体に水を当てることで、根の繊維や泥汚れが浮き上がりやすくなります。

流し出された汚水がバケツに溜まるよう配置しておくと、周囲への汚れの広がりを抑えることができます。

洗い流した後は桝内の水が正常に流れていくかを確認し、排水の流れが改善しているかをチェックします。

④根が中に残っていないか再確認する

洗い流しが終わったら、もう一度懐中電灯で桝の内部を照らして根の取り残しがないかを丁寧に確認します。

細い繊維状の根は洗い流しで除去できることが多いですが、壁面や接続管の入り口付近に絡みついている根は見落としやすいため、隅々まで確認することが大切です。

問題がなければフタを元通りに閉め、作業完了です。

除去後も数日間は排水の流れを観察し、改善が見られない場合や根が深部まで侵入している場合は、専門業者への相談を検討しましょう。

木の根を除去した後の再発予防法

木の根を除去した後は、再び根が侵入しないための対策を講じることが重要です。

最も効果的な予防策のひとつが、排水桝のフタや側面の隙間をモルタルや専用の補修材で塞ぐことです。

根の侵入経路となる隙間を物理的にふさぐことで、再発リスクを大幅に低減できます。

また、排水桝の近くに植えられた庭木や植え込みは、根が再び伸びてくる原因になるため、樹木の配置を見直すことも長期的な予防につながります。

どうしても撤去が難しい場合は、根止めシートを地中に埋設することで根の方向をコントロールする方法もあります。

定期的な点検と適切な補修を継続することが、排水桝トラブルの再発を防ぐ最善の方法です。

水道のトラブルでお困りの方は鹿児島水道サービスへ

ここまで、排水桝への木の根の侵入と対処法についてご紹介してきました。

要点を以下にまとめます。

  • 木の根は水分を求めて排水桝の隙間から侵入し、排水の流れの悪化・悪臭・複数箇所での詰まりといったサインとして現れる
  • 自分での除去はゴム手袋やトングなどの道具を揃えた上で、フタを開けて根を取り除き水で洗い流す手順で進める
  • 除去後は隙間の補修や定期的な目視確認を行うことが、再発防止のための重要な対策となる

とはいえ、根が排水管の深部まで侵入していたり、桝自体にひび割れが生じていたりする場合は、個人での対処では限界があります。

鹿児島水道サービスでは、排水桝の根詰まりや排水トラブルに迅速に対応しております。

水道のトラブルでお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。