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2026.4.10

【慌てないために】停電で水が出なくなった理由と対処手順を解説!

【慌てないために】停電で水が出なくなった理由と対処手順を解説!

大規模な台風や地震、突発的な停電が発生したとき、「電気が使えない」という不便さに加えて、「水も出なくなった」という事態に直面することがあります。

電気と水は別のインフラのように思えるかもしれませんが、実は多くの住宅では給水システムに電力が使われており、停電が起きると同時に水も止まってしまうケースが少なくありません。

いざそのような状況に置かれたとき、パニックにならずに行動できるかどうかは、事前の知識と準備にかかっています。

水が出なくなった理由がわかれば、むやみに焦ることなく、冷静に次の行動を取ることができます。

この記事では、停電で水が出なくなる仕組みと原因から、発生時の具体的な対処手順、日頃からできる備えまでを解説します。

停電で水が出なくなる理由

最初に、停電で水が出なくなる理由についてご紹介します。

停電で水が出なくなる理由

・一戸建て住宅の場合
・マンションや集合住宅の場合

一戸建て住宅の場合

一戸建て住宅で停電時に水が出なくなる主な原因は、井戸水を使用している場合に限られます。

市区町村の水道管から直接給水している住宅では、電力に依存せず水圧だけで水が供給されるため、停電が起きても水道が止まることは基本的にありません。

一方、地下水を汲み上げる井戸ポンプを使用している住宅では、そのポンプの動力に電気が必要なため、停電と同時に水が出なくなります。

古くからある住宅や農村部では今も井戸水を使用しているケースがあり、こうした住宅では停電への備えがより重要になります。

マンションや集合住宅の場合

マンションや集合住宅で停電時に水が止まる最も多い原因は、加圧ポンプや受水槽の電動設備が動かなくなることです。

中高層の集合住宅では、水道管から一度受水槽に水を貯め、そこから電動ポンプで各戸に水を送る「受水槽方式」が採用されていることが多く、この仕組みが電力に依存しています。

停電が起きるとポンプが停止し、受水槽内に残った水が尽きた時点で各家庭の蛇口から水が出なくなります。

非常用電源が設置されているマンションでは一定時間の給水継続が可能な場合もありますが、長時間の停電には対応できないことがほとんどです。

居住している建物の給水方式を管理組合や管理会社に確認しておくと安心です。

停電で水が出なくなった場合の対処手順

次に、停電で水が出なくなった場合の対処手順についてご紹介します。

停電で水が出なくなった場合の対処手順

1.家の蛇口を全て閉める
2.給水所から水を運ぶ
3.生活用水を節約しながら使用する

①家の蛇口を全て閉める

停電が発生し水が出なくなったことに気づいたら、まず家中の蛇口を全て閉めることが最初の行動として重要です。

停電が復旧した際に水圧が一気に戻ることで、開いたままの蛇口から水が溢れ出したり、配管に急激な負荷がかかったりするリスクがあります。

また、お湯を出しっぱなしにしていた場合、給湯器に不具合が生じる可能性もあります。

停電中は水の使用自体も制限されるため、意識的に蛇口を閉めておくことが節水にもつながります。

トイレのタンクや洗濯機の給水弁なども含めて確認しておくと、復旧後のトラブルを防ぐことができます。

②給水所から水を運ぶ

自宅で水が確保できない状況では、自治体が開設する給水所を活用することが現実的な対処法です。

大規模な停電や災害時には、市区町村が指定の給水拠点を設置し、住民が生活用水を受け取れる体制を整えます。

給水所の場所はあらかじめ自治体のホームページや防災マップで確認しておくと、いざというときに迷わず行動できます。

水を運ぶ際には、ポリタンクや大容量のウォータージャグが役立ちます。

飲料水と生活用水を分けて確保することで、限られた水を効率よく使うことができます。

③生活用水を節約しながら使用する

停電が長引く場合、確保した水を無駄なく使い切るための工夫が求められます。

飲料水は1人1日あたり最低でも2〜3リットルが目安とされており、それ以外の生活用水(トイレ・手洗い・食器洗いなど)も合わせると相当な量が必要になります。

食器はラップを活用して洗い物を減らす、手洗いは少量の水で済むウェットティッシュを併用するなど、日常とは異なる工夫が節水につながります。

トイレの水は、貯めておいた浴槽の水や雨水を活用することで確保できる場合もあります。

停電で水を使う際の注意点

続いて、停電で水を使う際の注意点についてご紹介します。

停電で水を使う際の注意点

・無駄な水の使用を控える
・水質の安全を確認する

無駄な水の使用を控える

停電中に限られた水を使うにあたって、最も意識すべきことは「今この水が必要かどうか」を判断することです。

普段は何気なく行っている歯磨きや食器洗い、洗顔なども、停電時には一回ごとの水の量が確保量を左右します。

飲料水と生活用水を明確に区別し、飲料水は絶対に他の用途に使わないようにルールを決めておくことが重要です。

停電の復旧見通しが立たない段階では、少し余分に感じる節水でも実践しておくことが結果的に安心につながります。

水質の安全を確認する

停電が長引いた後に給水が再開された際、すぐに水道水を飲料として使用するのは注意が必要です。

特に受水槽方式の集合住宅では、長時間停電によってポンプが止まり、槽内の水が滞留することで水質が変化している可能性があります。

復旧後は念のため数分間水を流してから使用し、においや濁りがないかを確認することが基本です。

また、災害時などで水道管自体にダメージが及んでいる場合は、自治体から「煮沸してから使用するように」といった案内が出ることがあります。

自治体の情報を定期的に確認しながら、安全が確認できた段階で通常使用に戻すよう心がけましょう。

停電で水が出なくなる前に準備しておくこと

最後に、停電で水が出なくなる前に準備しておくことについてご紹介します。

停電で水が出なくなる前に準備しておくこと

・給水方式の確認をする
・水の備蓄をする

給水方式の確認をする

停電時に水が止まるかどうかは、自宅の給水方式によって大きく異なります。

そのため、平時のうちに自宅がどの方式で給水されているかを把握しておくことが、備えの第一歩です。

一戸建て住宅であれば、市区町村の水道局や水道検針票から給水方式を確認できます。

マンションや集合住宅の場合は、管理組合や管理会社に問い合わせることで、受水槽の有無や非常用電源の設備状況を知ることができます。

停電時に水が止まる仕組みを事前に理解しておくだけで、いざというときの行動が変わります。

「うちは大丈夫だろう」という思い込みを避け、正確な情報を手元に置いておくことが重要です。

水の備蓄をする

停電や災害に備えて、日頃から水を備蓄しておくことは非常に有効な対策です。

環境省や内閣府の防災指針では、1人あたり最低3日分、可能であれば1週間分の飲料水(1日3リットル)を備えることが推奨されています。

市販のミネラルウォーターをローリングストック(古いものから順に使い補充する方法)で管理すれば、無駄なく備蓄を維持できます。

また、浴槽に常に水を張っておく習慣をつけておくと、トイレや掃除などの生活用水として役立ちます。

災害はいつ起きるかわからないからこそ、「備えてから考える」姿勢が暮らしの安心につながります。

水回りのトラブルでお困りの方は鹿児島水道サービスへ

ここまで、停電時の水トラブルについてご紹介してきました。

要点を以下にまとめます。

  • 停電で水が止まるかどうかは給水方式によって異なり、井戸水や受水槽方式の住宅は特に注意が必要
  • 停電時はまず蛇口を閉め、給水所の活用と節水を意識した水の使用が基本的な対処手順となる
  • 平時のうちに給水方式の確認と水の備蓄を行っておくことが、いざというときの備えとして最も効果的

とはいえ、停電後に水が復旧しない、給水設備の不具合が疑われるといったケースでは、個人での対応が難しい場合もあります。

鹿児島水道サービスでは、水回りのトラブルに迅速に対応しております。

停電後の断水や水道設備に関するお困りごとがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。