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2025.7.30

【トイレの床が濡れている原因とは?】考えられる症状と対処法・修理の判断ポイントを解説

【トイレの床が濡れている原因とは?】考えられる症状と対処法・修理の判断ポイントを解説

トイレの床がなぜか濡れている

いつの間にか床がジメジメしている

こうした悩みを抱える方は少なくありません。

トイレの床が濡れる原因はさまざまで、放置すると床材の腐食やカビ、悪臭など深刻なトラブルにつながることもあります。

この記事では、トイレの床が濡れているときに考えられる原因や、自分でできる対処法、業者に依頼すべき判断基準などを徹底的に解説します。

トイレの床が濡れているのを放置するとどうなる?

まずは、トイレの床が濡れているのを放置するとどうなるかについてご紹介します。

トイレの床が濡れているのを放置するとどうなる?

  • 床材が腐食してリフォームが必要になる
  • カビや悪臭の原因になる

床材が腐食してリフォームが必要になる

トイレの床が濡れた状態が続くと、水分が床材に染み込み、クッションフロアやフローリングの腐食を引き起こします。

腐食が進むと床がブカブカになったり、表面が剥がれてしまったりして、衛生面にも悪影響を与えます。

こうした状態を放置すると、大掛かりなリフォームが必要になり、結果的に高額な修繕費がかかる恐れもあります。

カビや悪臭の原因になる

床の濡れた部分に湿気がこもると、カビが発生しやすくなります。

カビは見た目だけでなく、アレルギーや呼吸器への悪影響を与えることもあるため注意が必要です。

また、湿気とカビの繁殖によって、トイレ全体に不快な悪臭が漂う原因にもなります。

トイレの床が濡れているときに考えられる主な原因

次に、トイレの床が濡れているときに考えられる主な原因についてご紹介します。

トイレの床が濡れているときに考えられる主な原因

・タンクや便器からの水漏れ
・配管のゆるみや劣化による漏水
・便器の結露による水滴の付着
・ウォシュレットのノズルや接続部からの漏れ

タンクや便器からの水漏れ

トイレタンクの内部パーツが劣化していたり、便器との接続部に隙間がある場合、わずかな水が漏れ出して床を濡らすことがあります。

特に古いトイレでは、ゴム製の部品やパッキンの経年劣化が原因で、水漏れが起こりやすくなります。

放置すると被害が広がる恐れがあるため、早期の点検が重要です。

配管のゆるみや劣化による漏水

給水管や排水管の接続部分に使われているナットやパッキンが緩んだり、劣化していたりすると、接合部から水がにじむことがあります。

配管内部の腐食が進むと、目に見えないひび割れからも水漏れが発生し、床を濡らす原因になります。

見た目に異常がなくても内部でトラブルが起きていることもあります。

便器の結露による水滴の付着

冷えた便器やタンクの表面に、室内の暖かく湿った空気が触れることで結露が生じ、水滴となって床に垂れるケースもあります。

これは特に梅雨や冬の時期に多く見られる現象で、水漏れと誤解されることも少なくありません。

結露対策を講じることで、再発を防げる可能性があります。

ウォシュレットのノズルや接続部からの漏れ

ウォシュレットの取り付け部やノズル周辺に不具合があると、水が少しずつ漏れて床を濡らす原因になります。

特に後付けタイプのウォシュレットは、接続が緩んでいたり、部品が劣化していると水漏れが起こりやすくなります。

取扱説明書を確認し、異常があれば早めに修理・交換しましょう。

トイレの床が濡れている原因を業者に調査・修理してもらうべきケース

次に、トイレの床が濡れている原因を業者に調査・修理してもらうべきケースについてご紹介します。

トイレの床が濡れている原因を業者に調査・修理してもらうべきケース

  • 水漏れの場所が分からない場合
  • 配管内部や接続部が原因の場合
  • 何度も床が濡れるトラブルを繰り返している場合

水漏れの場所が分からない場合

床が濡れているのに、タンクや配管、便器など目に見える箇所からの水漏れが確認できない場合は、業者に調査を依頼するのが安全です。

見えない箇所や床下での漏水が進行している可能性もあるため、早めの対処が重要です。

配管内部や接続部が原因の場合

配管の内部にあるひび割れや、接続部分の劣化など、専門知識や道具がないと対応できない箇所が原因の場合もあります。

自己流で分解すると悪化するリスクがあるため、無理をせず専門業者に任せましょう。

何度も床が濡れるトラブルを繰り返している場合

応急処置をしても再び床が濡れてしまう場合、根本的な原因が解決できていない可能性があります。

繰り返すトラブルは放置すると被害が拡大するため、専門業者による点検と修理で原因を特定することが重要です。

トイレの床濡れを自分で直す方法

次に、トイレの床濡れを自分で直す方法についてご紹介します。

トイレの床濡れを自分で直す方法

  • 結露対策グッズで湿気を抑える
  • ナットのゆるみを工具で締め直す
  • パッキンの交換や接続部の確認を行う

結露対策グッズで湿気を抑える

便器やタンクに発生する結露が原因で床が濡れている場合、結露防止シートや断熱材付きのタンクカバーを使うことで湿気の発生を抑えることができます。

湿気がたまりにくくなることで、においやカビの予防にもつながります。

換気扇の使用や除湿機の併用も、結露対策として有効です。

ナットのゆるみを工具で締め直す

給水管やウォシュレットの接続部に使われているナットがゆるんでいる場合、モンキーレンチなどの工具で締め直すだけで水漏れが止まることがあります。

作業前には必ず止水栓を閉めるようにしましょう。

締めすぎると破損の原因になるため、適度な力加減で調整することが大切です。

パッキンの交換や接続部の確認を行う

ナットの内側や接続部にはゴム製のパッキンが使われており、これが劣化すると水が漏れる原因になります。

サイズに合った新しいパッキンに交換することで、水漏れを防止できます。

パッキンはホームセンターで安価に購入でき、自分で交換するのも比較的簡単です。

トイレ床の水漏れでお困りの方は鹿児島水道サービスへご相談を!

トイレの床の水濡れは、放置するとカビや腐食、悪臭など建物に深刻なダメージを与える可能性があります。

配管トラブルは目に見えにくく、自力での対処には限界があります。

  • 放置によるカビ・腐食の進行リスク
  • 繰り返す水濡れトラブルは専門業者による調査が必要
  • 信頼できる業者選びで早期解決・被害拡大防止が可能

鹿児島水道サービスは、各自治体に登録された「指定給水装置工事事業者」です。

トイレの床濡れや水漏れの調査から修理まで迅速に対応いたします。

水囲いの不安がある方は、どうぞご安心してご相談ください。