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2025.11.20

お風呂のカビ取りは早めが肝心!放置すると起こる被害と防止のポイント

お風呂のカビ取りは早めが肝心!放置すると起こる被害と防止のポイント

毎日使うお風呂は、家族の疲れを癒す大切な空間です。

しかし、気づけば壁や天井、ゴムパッキンに黒いポツポツが…という経験をした方も多いでしょう。

これらは放置すると一気に繁殖する「カビ」で、見た目の不快感だけでなく、健康被害や浴室の劣化を引き起こす厄介な存在です。

特に湿気が多い季節や換気の悪い環境では、あっという間にカビが広がります。

本記事では、お風呂にカビが発生する原因から、効果的な掃除方法、そして再発を防ぐ予防策までを解説します。

清潔で快適なお風呂を保つためのポイントを、順を追って確認していきましょう。

お風呂にカビが発生する原因とは

お風呂のカビは、どのような条件で発生するのでしょうか。

まずは、カビが発生する原因についてご紹介します。

お風呂にカビが発生する原因とは

1.湿気が多く乾きにくい環境
2.皮脂や石けんカスなどの栄養分
3.換気不足や掃除の頻度が少ない

①湿気が多く乾きにくい環境

お風呂は高温多湿な環境が続くため、カビが発生しやすい場所です。

特に入浴後にドアを閉め切ったままだと湿気がこもり、カビにとって理想的な繁殖環境が整ってしまいます。

壁や天井に残った水滴をそのままにしておくと、カビの胞子が定着しやすくなるため、使用後はできるだけ早く乾燥させることが大切です。

②皮脂や石けんカスなどの栄養分

人の皮脂汚れやシャンプーの泡、石けんカスなどは、カビの栄養源になります。

これらの汚れを放置すると、湿気と合わさって黒カビが一気に増殖します。

特に排水口や床の角、シャンプーボトルの底などは汚れが溜まりやすく、掃除を怠ると繁殖の温床になるため、毎日の簡単な洗い流しが予防の第一歩です。

③換気不足や掃除の頻度が少ない

カビは換気の悪い環境で繁殖します。

入浴後に換気扇を止めたり、掃除を数日に一度しか行わないと、湿気が残って菌が増えやすくなります。

特に梅雨や冬場など乾きにくい時期は、換気扇を2〜3時間回すなどして空気を入れ替えましょう。

こまめな掃除がカビを防ぐ一番の近道です。

お風呂のカビ取りを怠ると危険な理由

カビ取りを後回しにすると、単なる見た目の汚れでは済まなくなります。

ここでは、お風呂のカビ取りを放置した場合のリスクについてご紹介します。

お風呂のカビ取りを怠ると危険な理由

1.黒カビが根を張り、落とせなくなる
2.アレルギーや健康被害の原因
3.浴室の劣化や悪臭の原因

①黒カビが根を張り、落とせなくなる

カビを長期間放置すると、黒カビが素材の内部まで根を張ってしまいます。

表面を拭いても奥まで浸透した菌は残り、すぐに再発します。

こうなると市販のカビ取り剤では完全に落とせず、専門業者に依頼する必要が出てくることもあるため、初期の段階で定期的に掃除することが、手間も費用も抑えるコツです。

②アレルギーや健康被害の原因

お風呂のカビは見た目の汚れだけでなく、健康にも悪影響を及ぼします。

カビの胞子を吸い込むと、喘息や鼻炎、皮膚炎などを引き起こす可能性があり、特に小さな子どもや高齢者は免疫力が低いため要注意です。

カビのニオイが強くなったり、咳が出るようになったら早めの対処が必要です。

③浴室の劣化や悪臭の原因

カビは壁やパッキンなどの素材を劣化させ、ひび割れや変色を引き起こします。

さらに、カビ特有の臭いが浴室全体にこびりつき、不快な空間になってしまいます。

長期間放置することで修繕費用が高くつくこともあるため、早めの除去と予防が重要となります。

見た目以上に、放置はリスクが大きいのです。

お風呂のカビ取りに有効なお掃除方法

効果的にカビを除去するためには、正しい手順で掃除を行うことが重要です。

ここでは、カビ取りを行う際の有効的なお掃除方法をご紹介します。

お風呂のカビ取りに有効なお掃除方法

1.カビ取り前に汚れを落とす
2.市販のカビ取り剤を正しい手順で使う
3.重曹やクエン酸を使ったクリーニング
4.カビの再発を防ぐための仕上げ

①カビ取り前に汚れを落とす

お風呂のカビ取り剤を使う前に、まずは石けんカスや皮脂汚れを落とすことが大切です。

汚れが残っていると薬剤がカビの根元まで浸透せず、効果が半減します。

中性洗剤や浴室用クリーナーで軽く洗い流し、表面の汚れを除去してからカビ取り作業に入ることで、除去力が格段に高まります。

②市販のカビ取り剤を正しい手順で使う

市販のカビ取り剤は、乾いた状態のカビに直接スプレーするのが効果的です。

スプレー後はすぐに流さず、10〜20分放置してから洗い流します。

ゴムパッキンやタイルの目地などには、ラップをかけて密閉することで薬剤が奥まで届き、頑固な黒カビも効率的に除去できます。

③重曹やクエン酸を使ったクリーニング

重曹とクエン酸を使ったナチュラル掃除は、刺激が少なく環境にも優しい方法です。

重曹ペーストを汚れ部分に塗り、上からクエン酸スプレーを吹きかけると発泡反応で汚れを浮かせて落とします。

強い洗剤を使いたくない方や、小さな子ども・ペットのいる家庭にも安心なカビ取り方法です。

④カビの再発を防ぐための仕上げ

カビ取り作業が終わったら、浴室の水気をしっかり拭き取り、乾燥させることが重要です。

最後に防カビスプレーを吹きかけておくと、菌の繁殖を長期間抑えられます。

掃除直後は湿気を残さないよう換気扇を数時間まわし、カビが再び発生しにくい清潔な状態を維持しましょう。

お風呂のカビ取りに効果的な予防方法

最後に、お風呂のカビ取りを予防する方法をご紹介します。

お風呂のカビ取りに効果的な予防方法

・入浴後に冷水シャワーで湿度を下げる
・換気扇を一定時間まわして湿気を逃がす

入浴後に冷水シャワーで湿度を下げる

入浴後のお風呂は高温多湿で、カビが最も繁殖しやすい状態です。

最後に壁や床に冷水をかけて温度を下げることで、浴室内の湿度が一気に下がり、カビの発生を抑えられます。

特に天井や壁面などの水滴を流しておくと効果的となり、冷水をかけるだけの簡単な習慣で、黒カビの再発を大幅に防ぐことができます。

換気扇を一定時間まわして湿気を逃がす

お風呂を使ったあとは、湿気がこもりやすくカビが繁殖しやすい環境になります。

入浴後すぐに換気扇を止めず、2〜3時間ほど回して湿気をしっかり逃がしましょう。

ドアを少し開けて空気の通り道を作るとさらに効果的です。

換気を習慣化することで、浴室全体を乾燥させ、カビの発生を根本から防ぐことができます。

お風呂のカビ取りにお困りの方は鹿児島水道サービスへ

ここまで、お風呂のカビ取りの原因や掃除方法、予防のポイントについてご紹介してきました。

要点を以下にまとめます。

  • お風呂のカビは湿気・汚れ・換気不足が主な原因
  • 放置すると黒カビの根が残り、健康被害や劣化を招く
  • 正しい掃除手順と換気・乾燥の習慣で再発を防げる

とはいえ、長年放置した黒カビや目地の奥まで入り込んだカビは、一般的な掃除では落としきれないことがあります。

鹿児島水道サービスでは、浴室クリーニングからカビ取り・防カビ施工まで、プロの技術で徹底対応しています。

「カビが取れない」「掃除してもすぐ生える」とお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。