蛇口から聞こえる「ポタ…ポタ…」という水滴の音は、気づかないうちにストレスを与えるだけでなく、水道料金の無駄な支出にもつながります。
多くの方が「少し漏れているだけだから大丈夫」と放置しがちですが、実際には放置期間が長くなるほど被害は広がります。
床材の腐食やカビの発生、修理費用の高額化といったリスクもあり、軽く見てはいけません。
本記事では、水道ポタポタの主な原因や放置によるリスク、自分でできる応急処置、業者に依頼すべきケースや費用相場まで詳しく解説します。
ぜひ最後までお読みください。
水道ポタポタの原因と放置リスク
まずは、水道ポタポタの原因と放置リスクについてご説明します。
水道ポタポタの原因と放置リスク
1. パッキンやケレップの劣化
2. カートリッジの故障
3. 接続部の緩みや破損
4. ゴミやサビの堆積
5. 放置による水道代増加やカビ・腐食
6. 悪化で修理代が高額化
①パッキンやケレップの劣化
蛇口内部には、水漏れを防ぐためのゴム製パッキンやケレップが組み込まれています。
これらは長年の使用で徐々に硬化やひび割れが進み、密閉性が失われて水滴が漏れ始めます。
さらに、ゴムは水道水中の塩素や温度変化に弱く、数年で劣化することもあります。
症状が進むとポタポタの間隔が短くなり、やがて常に水が流れ続ける状態になることも珍しくありません。
②カートリッジの故障
シングルレバータイプの蛇口には、水量や温度を調整するためのカートリッジが使われています。
内部のセラミックや樹脂部分が摩耗すると、レバーを完全に閉めてもわずかな隙間から水が漏れるようになります。
この場合はパッキンの交換だけでは改善されず、カートリッジそのものの交換が必要になり、放置すると動きが固くなるなど別の不具合も生じます。
③接続部の緩みや破損
蛇口と給水管の接続部が緩んでいたり、亀裂が入っている場合も水漏れの原因となります。
金属部品の腐食や地震などの衝撃で接続がずれ、密閉が不完全になることもあります。
見た目ではわかりにくい場合もありますが、触るとグラつきがあることが多く、そのまま使用すると症状が悪化します。
④ゴミやサビの堆積
長年使用している配管には、砂や金属片、サビが蓄積します。
これらが蛇口内部に入り込み、パッキンやカートリッジの密着を妨げると水漏れが発生します。
特に古い建物では配管内部のサビが原因となることが多く、内部洗浄や部品交換が必要であり、放置すれば水の出が悪くなる場合もあります。
⑤放置による水道代増加やカビ・腐食
水漏れを放置すると、1日で数リットル単位の水が無駄になります。
月単位で考えると、水道代が数百円から数千円単位で増えることも珍しくありません。
さらに、シンク下や床材に水分が染み込むことでカビが発生し、木材の腐食や衛生面の悪化を招くため、湿気による悪臭や害虫発生のリスクも高まります。
⑥悪化で修理費が高額化
初期段階であれば、ほとんどの場合パッキン交換だけで済みます。
しかし、放置すると蛇口本体や配管の交換が必要になり、数万円以上の修理費がかかることもあります。
床下や壁内の補修が必要になれば十数万円規模に膨らむケースもあるので、早期対応が最もコストを抑える方法です。
自分でできる水道ポタポタの修理と応急処置
次に、自分でできる水道ポタポタの修理と応急処置についてご紹介します。
自分でできる水道ポタポタの修理と応急処置
1. 止水栓や元栓を閉めて水を止める
2. 必要な工具と部品を準備する
3. パッキンやカートリッジの交換手順
4. 応急的な音・水滴対策
①止水栓や元栓を閉めて水を止める
修理を始める前には、必ず止水栓や元栓を閉めて水の流れを止めましょう。
これを怠ると、作業中に水が勢いよく噴き出し、床や周囲を水浸しにしてしまう恐れがあります。
止水栓はキッチンや洗面台のシンク下、蛇口の近くにあることが多く、ハンドル式やマイナスドライバーで回すタイプがあるので、回す際は力を入れすぎて部品を傷めないよう注意してください。
また、元栓は家全体の水を止めるため、集合住宅では管理人や管理会社への確認が必要になる場合があります。
②必要な工具と部品を準備する
作業にはモンキーレンチやマイナスドライバー、交換用のパッキンやカートリッジが必要です。
交換部品は、蛇口のメーカーや型番を事前に確認し、適合するものをホームセンターやネット通販で用意しましょう。
誤った部品を使用すると、うまく取り付けられなかったり、再び水漏れが発生する原因になります。
作業スペースを確保し、部品を紛失しないよう小さな容器にまとめておくと安心です。
③パッキンやカートリッジの交換手順
パッキン交換では、蛇口のハンドルや固定ナットを外し、古いパッキンを取り外して新しいものに交換します。
摩耗や硬化したパッキンは密閉性が落ちており、新品に替えることで水漏れを防げます。
カートリッジ交換の場合は、レバーを取り外し、内部の固定ネジを緩めて古いカートリッジを引き抜き、新しいものを同じ位置に装着します。
取り付けの際は部品の向きや位置を間違えないよう注意し、ネジは適度な力で固定した上で、作業後に止水栓をゆっくり開いて漏れがないか確認しましょう。
④応急的な音・水滴対策
ポタポタ音が気になって眠れない場合や、夜間ですぐに修理できない場合には水受け容器を蛇口の下に置くことで水滴を受け止め、床やシンク周りが濡れるのを防ぐといった応急処置が有効です。
また、蛇口の吐水口やシンクに布やスポンジを巻きつけると、落下音をやわらげられます。
ただし、これらはあくまで一時的な方法であり漏れの原因を放置すると、カビや腐食の原因になり、修理費用が高額になる恐れがあるので、できるだけ早く根本的な修理を行うことが大切です。
水道のポタポタで水道代が高くなった場合の減免制度
次に、水道のポタポタで水道代が高くなった場合の減免制度についてご説明します。
減免制度の仕組みと申請方法
自治体によっては、漏水や水漏れによって水道代が異常に高くなった場合、一定額を減免してくれる制度があります。
申請には修理証明書や写真、申請書が必要で、詳細は各自治体の水道局や市役所のホームページで確認できます。
制度を利用すれば、予期せぬ出費の負担を大幅に軽減できる可能性があります。
適用条件と注意点
減免は、予期せず発生した漏水が発生し、速やかに修理した場合に限られることが多いため、放置による増加や故意の損傷は対象外となります。
また、申請期限が設けられているため、異常な請求が届いたら早急に確認と手続きを行うことが大切です。
制度の可否や減免額は自治体ごとに異なるため、事前の確認が欠かせません。
修理を業者に依頼するべきケースと費用相場
次に、修理を業者に依頼するべきケースと費用相場についてご説明します。
修理を業者に依頼するべきケースと費用相場
1. 自力修理が難しい場合
2. 賃貸物件の場合費用負担
3. 修理費用の目安と相場
①自力修理が難しい場合
配管内部の破損や水道メーター付近での漏れは、専門知識と技術が必要です。
無理に修理を試みると、状況を悪化させる恐れがあるため、こうしたケースでは、業者に依頼する方が安全です。
早期に専門業者へ依頼することで、被害の拡大や修理費用の増加を防げます。
②賃貸物件の場合の費用負担
賃貸物件では、修理費用を大家さんや管理会社が負担する場合があります。
まずは管理会社に連絡して指示を受けるのが基本です。
自己判断で修理を依頼すると、費用を自己負担しなければならないケースもあります。
③修理費用の目安と相場
パッキン交換は数千円程度、カートリッジや蛇口本体の交換は1〜3万円程度が相場です。
配管工事が必要な場合に関しては5万円以上になることもあります。
複数の業者に見積もりを依頼し、比較して検討しましょう。
水道のポタポタは鹿児島水道サービスにおまかせ!
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水道のポタポタでお悩みの際は、どうぞお気軽にご相談ください。

